katuskazan高雄政経ブログ

東京下町・淺草から台湾高雄にワープした活火山の言いたい放題&宣戦布告・「支那のプロパガンダと 【歴史戦】を戦う」「負けるか?支那外交部の【口撃】」

映画・大菩薩峠その2

記憶が鮮明なうちに書き込もう。


活火山、最近物忘れが激しい。


もうそういう歳か?


サプリのリストに、<セサミン+DHA&銀杏の葉>の追加を真剣に考えているところだ。


閑話休題、テーマは<大菩薩峠>だ。


中里介山>の大菩薩峠は、未完の長編大作?にもかかわらず、戦後(大戦後)東映東宝大映で映画化されているらしい。このあたりの情報は検索すれば出てくる。


今回見たのは、東映内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演版だ。


主人公の机竜之介は剣の達人、この竜之介、持っている太刀が妖刀<村正>を持ったがごとく、訳も無く人を切り、あるいは、理由があって立ち会っては、相手を切り倒す。その息女なんかは、即、自分の女にしてしまう。


なんとも不道徳な剣士だ。


この竜之介、自分が殺めた人たちの亡霊に取り付かれたり、はたまた非情と無常、無慈悲、魔道の世界を、ひたすらデカダン的に生きるのだが、作者は何を伝えたいんだろう?


作家は、二・二六の<北一輝>にもかなり興味を持っていたようだが。


仏教的世界に解脱を求める<求道者>としての竜之介にしては、かなり、女に関してハチャメチャな行動。


ところが、もてるんだよね。


次から次と、女が出てくる。


このあたりは、<眠狂四郎>的世界かと言ったところが、ぴったりの表現。


眠狂四郎の世界と同様、竜之介と関係した女は大概死んでしまう。


なんともはや、ニヒル極まりない世界なのだ。


女を死を無常に見、次の場面では又々新しい女が登場しては、ご縁ができての男冥利につくような設定。


ボンド氏よりはもてると見た。


こうした設定は、あるいはこの小説が連載されたのが、<都新聞>だったとすれば、この新聞の社会欄には、花柳界の話題が数多く取り上げられていたと言うから、このあたりの波長はかなり合ってたのか?


ところで、主演の片岡千恵蔵は往年の東映の看板スターだ。


<多羅尾坂内の七つの顔を持つ名探偵>やオールスター競演の<忠臣蔵>では大石内蔵助で、もともと歌舞伎界からの転向組か。


この映画の見せ場の随所で<歌舞伎>的というか<日舞>のすり足状態で激しく動くシーンが数多く見られる。


当時としては、映画の手法が、舞台劇から延長上にあって、役者も監督もこうした表現にあまり関心が無かったのかもしれない。


現実的なリアリズムが表現されるようになったのは、かなり後年のことではなかろうか。


作品としては、大したものではないが、話題の尽きない作品。


もしこの映画の<予告編>があれば、活火山は自信を持って、<話題作>のテロップをうちたい。


 


 


 

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